■フードパル熊本 白い貴婦人のバラの花壇 熊本市の市街地から車で10分ほど、熊本市北区和水町と貢町にまたがる丘の上にパステル調の建物が並ぶ食品工業団地のフードパル熊本があります。 施設名称の由来はフード「食物」とパル「友だち」の造語。南北約1キロのひょうたん型の敷地で、各工場は異国情緒ある外観が目立ち、菓子、肉、漬物などの工場は、自由に見学ができます。また、各種お料理教室の開催され、食について学ぶことができます。 ■アンネのバラ アンネのバラは、「アンネの日記」の著者アンネ・フランクが身を潜めていたアムステルダムの隠れ家に植えてあったバラの子孫です。 戦争が終わり、ただ一人生き残った父親オットーろフランク氏は、隠れ家を訪れたとき荒れ果てた裏庭にアンネが好きだったバラの花を見つけて「アンネが生き返った」と喜びました。 このバラをアンネをいとおしんだベルギーのバラ師デルフォルゲ氏が丹精こめて品種改良し、「アンネのバラ」名付けられ、愛と平和への祈りをこめて世界中に広められています。 アンネのバラは5月から11月まで繰り返し咲き続け咲き始めは朱色で、満開時にはオレンジ色に輝き、その後は淡いピンクに色を変えて心を和ませてまれます。 アンネ・フランク T930−1945 とバラ花壇に書かれています。
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